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以前からとても気になっていた「よくばり半次郎」S−111型、早速検証してみました。
前モデルの半自動梱包機S−101型はトラブルも少なく安定した性能を発揮しています。ですので今回の「よくばり半次郎」も期待大です。
最初に「よくばり半次郎」は自動機か否か?
梱包機に携わるプロとしては「半自動機」と位置付けていいと思います。
一般的に自動機と半自動機の使い分けは第一に処理能力の違いですのでその点からすると半自動梱包機の部類に入ります。
メーカーでもカタログにアーチ付き半自動梱包機と表記しています。
とは言っても足踏みスイッチを踏むだけでバンド掛けしてくれるわけですから明らかに自動梱包機でもあるわけです。
そしてアーチに入らない大きな梱包物はアーチを倒して処理が可能になりますので大変重宝するものと思います。
「よくばり半次郎」はこんな感じになると思います。
半自動機Sー101型との比較は右表の通りです。
気になったのは下記3点。
実際に梱包スピードを測ってみますと
- 半自動梱包機S−101型は12梱包/分
- よくばり半次郎S−111型はアーチ式にして11梱包/分
自動機では従来、遅い機種でも25梱包/分が可能でしたので半次郎は随分遅く感じます。
自動機ユーザーに売り込む場合は慎重に!
最低引締力12kgは過去に実測した8メーカー31機種の中ではかなり強い方にランクされます。ですので柔らかいダンボール箱などでは食い込みの問題に要注意です。
アーチからバンドを引き抜く力を確保する為に弱締め側が犠牲になっているようです。
命中精度は思いのほか悪く「アレー!」なんて事があります。
テストしたA4サイズの梱包物では縦掛けの際には外れてしまう事がありました。
上記3点はそれぞれ相反する関係にあります。妥協点がこの辺だったのかもしれませんね。
今回の「よくばり半次郎」は今までに無かった「商品」ですので今後が非常に楽しみです。
我々が知らなかった意外な使い道があるのかもしれません。
今後も期待大です。どんどん面白い商品を出してほしいものです。
次回は最近出回っている通販の梱包機について検証予定です。
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| アーチを起こすと自動的にバンド送りが始まり自動梱包機として使用出来る(フットスイッチで結束開始)。 |
アーチを倒すとアーチ内のバンドは引き戻され倒し終わると再度タイマー設定分だけ出てくる。一般的な半自動機に変身。 |
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半次郎S−111型 |
S−101型 |
| 大きさ |
830W×550D |
780W×550D |
| テーブル高 |
725〜775mm |
725〜775mm |
| 機械重量 |
65kg |
60kg |
| ワーク最大 |
650W×500D |
制限なし |
| ワーク最小 |
幅60×高さ60mm |
同左 |
| バ ン ド 幅 |
5.0〜15.5mm(アーチ使用時は12〜15.5mm(専用バンドは使用不可) |
5.0〜15.5mm(専用バンド14.0mm) |
| 引 締 力 |
*12kg〜55kg(カタログ値は2〜50kg) |
*2kg〜55kg(カタログ値2〜50kg) |
| 梱包スピード |
*11梱包/分(カタログ表記なし) |
*13梱包/分(カタログ表記なし) |
| バンド紙管内径 |
200mm |
ミニコア75mmまたは200mm |
| 電 源 |
単相100V50/60Hz 200VA |
単相100V50/60Hz 0.6KVA |
*印は弊社実測値 |