各社代表的な機種のトラブル例   
 

このページでは各機種代表的なトラブルについてご紹介いたします。私個人が実際に経験したものだけを順次公開いたします。


今回は半自動梱包機に多くみられるトラブル事例です。
実は梱包機で案外多いのが「使い方の間違い」です。数回に分けてご説明しますね。

第一回目は「梱包物の置場所」についてです。
どういう事かというと梱包機の上に荷物を置く時、どんな場所へ置いてもよいという事ではありません。
荷物の端がスライドテーブルの端から3cmほどかぶさっている位置が正常な置き場所です。当然ながら荷物にかくれてスライドテーブルは全く見えなくなります。
逆に言えばスライドテーブルが見えている場合は「置場所間違い」って事です。
多くは納入業者の知識不足による説明が多いです。この場合は大体がスライドテーブルの端に荷物の端を揃えてしまっています。
このような使い方をすると

  • 引締力が弱い
  • 荷物が梱包機に引っ掛かってはずれにくい
  • 使う人によって調子が良かったり悪かったりする

なんてトラブルが発生します。
ユーザーは引締力調整などをして解消を試みますが重量物の場合は絶対に直りません。機種によってはクラッチや引締ローラーの異常磨耗など、ちょっとした出費になってしまいます。

「なんだかよく分らん」って人の為に写真で説明します。



同じ引締力でこれだけの違いがあります。手前のバンドが正常な場所(30mm)に置いてかけた時。中央がスライドテーブル右端(0mm)に合わせた時。奥がスライドテーブルがはっきり見える位置に置いた時です。当然手前がいいですよね。




多くの間違いはスライドテーブル右端(0mm)に梱包物を合わせてしまいます。右側ライン(30mm)に合わせる事が大事です。




スライドテーブルがはっきり見えますね。この場所に梱包物を置いてバンドをかけた時はユルユルになってしまいます。




30mmに梱包物を置いた時です。当然スライドテーブルは見えません。正常な置場所です。



ここではあえて30mmと説明していますが、本当は「バンドは差込みにくいけど30mmよりもっと右の方がいいよ。」って表現が当っています。
軽いものを梱包する場合は影響は少ないのですが重量物の場合は見事に上の比較写真のようになってしまいます。
中にはこの梱包機の特性?を利用し、梱包物の大小や縦横差が大きい梱包物を置場所によって「最適引締力」に調整している凄いオペレーターもいます。機械を120%使いこなしているスペシャリストですね。引締調整機構も必要ないかも…(^.^)

なのでメーカーによっては下の写真のように「製品ストッパー」を同梱して「置場所間違い」を無くすようにしている場合もあります。
オプション設定している場合もありますので必要な人はメーカーに問い合わせをしてみてもいいと思います。






 原因不明の故障に遭遇したら
  1. バンドを交換し
  2. 引締力を弱く
  3. 延長コードは止め
以上試みてください。結構直る場合がありますよ。なぜ直ったかは後でじっくり考えてみましょう。

 

SOUSEIKIKOU,Inc.