| 2006年10月4日
東京ビッグサイトで開催された東京パック(10月3日〜10月7日)を見てきました。
前日に取引先の会合があり一泊しての東京パックです。
まずニチロ工業。
RAN−705型自動梱包機、まだ発売はされていません。
昨年のジャパンパックにも試作機が展示されていましたのでそろそろ発売されるものと思います。
基本的にこの機械、私好みです。
私の想いは「直感的で余裕の確保」なんですがかなりの部分当てはまります。
唯一バンドの装填方法に関してはトラブルを恐がりすぎて直感的ではありません。
初めて使う人は戸惑うかもしれません。
大径のローラーを採用し溶着部も完成されていて信頼性十分。
アーチは新タイプでバンドの抜けもバランス良く命中精度もすばらしいです。耐久性に関しても問題無いと思います。
早く販売してほしい梱包機です。

余裕のレイアウト。RAN−105と相通じるものがあります。

新型の水産用半自動梱包機も展示されていました。
次にストラパック。
相変らずお客さん多いですね。
残念ながら社長やN部長とはお会いできませんでした。常務も商談中でしたのでちょっと覗かせてもらった程度です。
50回/分のハイスピード梱包機RQ−2000という新型が展示されていました。
構造はRQ-8とあまり変わっていないようですがプールバンドの吐き出しなどが装着されています。
回転部の耐久性が向上していれば良いですけど…

上海工場からのD55型など多くの梱包機が展示されていました。
次にナイガイ社。
新型半自動梱包機をF20X型をメインに展示していました。内部は見せてもらう事が出来なかったんですが心臓部も含め全く新しい設計だそうです。
発売日…聞くのを忘れてしまいました(;_;)

新型半自動梱包機。曲面デザインで安全性をアピール。
次に最近、インターネットの検索サイトで毎回トップページに登場してくる昌弘機工。(サーチワード:梱包機)
国産にこだわる梱包機メーカーは現在ではスポットだけかもしれません。
基本設計は古いものの都度改良を重ね非常に熟成された梱包機を販売しています。
今回はステンレス製の新商品が展示されていました。

設計は古いもののトラブルが非常に少ない梱包機です
そして積水樹脂
今回、目を引いた積水樹脂。ドイツのモスカ社の自動梱包機を輸入販売しています。
パーツのほとんどを自社生産。擦動部なども理にかなった物を使用しコスト優先の最近の梱包機とはかなり趣きを異にします。
メカニカルな美しささえ感じます。
異物が溜まり易いバンドガイド部などは工具なして分解が可能になっています。
- 梱包スピードは46回/分
- バンド幅は5mm
- 消費電気は単相100V 0.5KVA
- 機械重量は200Kg
- 価格は180万
引締力は消費電力やローラー形状を見る限りそんなに強くは出来ないものと思います。
5mm幅という点も考えると梱包物のターゲットは「軽量で食い込みにくく、梱包数多し」という事になりそうです。
価格は車で例えると1000万円ほどの高級車に匹敵します。当然アフター体制も重要となってきます。
以上の事から日本国内で台数を稼ぐという事はちょっと難しいかも。
とはいってもドイツ製、そして設計思想や仕上げも素晴らしいものですから購入意欲をそそられるかもしれません。
ターンテーブルや直角移載装置を使用しない十字掛全自動梱包ラインにも驚きました!
細幅長巻きバンド(6500m)の使用によりバンドの交換頻度の減少、環境への配慮も考えられています。
ちょっと気になったのは簡単に分解組立が出来るゆえのトラブルですね、はっきり言って気になります。

掃除も異物詰まり除去も簡単です。
写真では分りにくいですが仕上げも見事です。
今回の「東京パック」で私が注目したのはやはり積水樹脂のモスカ製梱包機です。
たくさん売れると言う事ではないですよ。
コンセプトが非常に分りやすく、多分一度使ってしまうとリピート率は非常に高いと思います。
ニチロ工業のRAN−305や司化成の「半次郎」は営業的な熟成度が低くちょっと期待外れです。
これらの梱包機の購買層が期待するニーズをメーカーが理解していない感じがします…
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