半自動梱包機 RAN-105
   

2005年4月1日 ニチロ工業(AKEBONO)の最新鋭半自動梱包機「RAKUKON RAN-105」 がデビュー!
早速検証してみました。新機種が出るとすぐに飛びつく代表の茨木です。
女房からは「また始まった〜」なんて言われてます...

今回はメーカーも自信があるらしく「貸すのでじっくり見て欲しい!」との事。好意に甘えてライトバンに積んできちゃいました。

スタイルは現在主流の4本足を踏襲。
安全に配慮した曲率のついた足を採用しています。
キャスターは直径が75oもあり移動の時につまずくなんて事も無いでしょう。勿論ストッパー付きです。
重量は約50kgと軽量。

「ラクコン」の開発ポイントは悪環境下で十分な性能を発揮できなかった前モデルの改良にあります。

  • 大径ローラーレイアウトの採用。
  • シールシャフトの停止精度向上。

以上2点が大きな改善点です。
実はこの2点は梱包機を設計する上で非常に大事な役割をしています。

大径ローラーを採用する事により変形バンドや異物付着によるトルク制御などの余裕度が大きく改善されます。
今回もわざとバンドを濡らして梱包してみましたがトルク制御なども含め非常に安定していました。
ローラーレイアウトにも余裕がありガイドカバーも工具無しで簡単に取り外せます。
わざわざ業者を呼ばなくても素人でもメンテナンスが十分可能です。

さらにシールシャフトの停止精度も電磁ブレーキの採用や停止プログラムの見直しにより非常に安定しています。電圧降下に対する耐性も前機種と比べると雲泥の差です。
なんと75Vでも全く問題なく作動します。さすがにそれ以下には怖くて出来ませんでした。
また前モデルで採用された小型モーターは私の心配を他所に今のところトラブルも無く安定しています。ラクコンにも勿論同系のモーターが採用されています。

マルチ電源(100Vでも200Vでもそのままオッケー)もちゃんと継承されています。

さらに、メカ的に「ウーン!」と唸る部分がひとつ。
プレスカッターの強制下降装置です。
これにより油切れや異物付着によるトラブルがかなり少なくなると思います。実際に下降スプリングを外して作業をしてみましたが全く問題ありませんでした。
メーカーに聞きましたらあくまでも補助的な装置との事。たしかに2段カムまでは対応出来ていないようです。
必要性を考えると極めて理にかなった新装置だと思います。

私の梱包機に対するスタンスはあくまでも「シンプル(直感的)で安全マージン(余裕)」の確保が大前提です。
今回の「ラクコン」は前作と違い大きくその方向に踏み出しています。
カタログ値は前作より劣っているものの実作業においてははるかに上を行っています。
きっと悪環境下でもトラブルが少なく安定した性能を発揮します。

ヒーター挿入やバンド感知の仕掛けにまだ改善の余地はありそうですが「AKEBONO」渾身の力作誕生!といったところでしょうか。


          シルバーとオフホワイトがオシャレ!



  1. マルチ電源採用。100Vでも200Vでもオッケー。
  2. DC制御モーター採用により引締力が安定。
  3. 余裕のレイアウトでメンテナンスも楽
  4. 重量は50kgで軽量。移動も楽。




                     余裕のレイアウト


使用バンド PP5〜15.5mm
梱包能力 1.5秒(バンド差し込みから完了まで)
*13梱包/分
引締力 49〜440N ダイヤル調整
*5kg〜55kg
梱包物可能寸法 最大、制限なし。最小、幅80mm
電源 単相100V,200V兼用 240W
機械寸法 W900 D550 H750
機械重量 50Kg
付属品 取扱説明書
                   *印は弊社実測値
   
 
SOUSEIKIKOU,Inc.